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あなたのお子様を未来の勇者に育てる旅。世のパパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃん、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん(ペットのワンちゃんも)いざ冒険へ旅立たん!!

21世紀スキル#01 ①思考力(2020年教育改革にも少し言及)

にぃに(小5)
お父さんはこどもの頃、勉強してた?
39パパ

勉強はいっぱいしてたぞ!

ねぇね(小3)
でも女心は全然勉強してないよね~
みぃこ(5歳)
ぜんぜんしてないよね~
39パパ
うるさいぞっ!
39ママ
・・・・・・・・・・。
39パパ
無言の納得かい?

 

ぶっちゃけ思考力って何? これから学校の勉強って何が変わるの?

子どもたちが大人になった時に、「思考力」は絶対に必要なスキルです。
学校でも、もちろん必要になります。
テストや試験でも求められます。
「思考力」を持たないのは、パンツ一丁で社会という戦場に出て行ってしまうくらい無防備です。

■ちょっと前までは「知識」さえあれば良かった

今までの学校のテストは、知識を問うものでした。
暗記が得意ならある程度良い成績が取れました

そこで必要な力は、
1.記憶する
2.ずっと覚えておく
3.思い出して答える

これが今までの学校のテストです。
学力テストという名の、暗記テストです。
暗記という作業が得意なら、成績優秀者でした。

でした。
はい、もう過去の話です。

お気づきの通り、仕事でも記憶力はあった方が良いですが、昔ほど必要ではありません。
分からないことはネットで簡単に検索ができ、
記憶もPCにデータ保存できる時代です。

もう知識を持っているだけでは社会では通用しません、

ということで文部科学省が新しい方向性を出しました。

小学生の英語やプログラミング学習を想像される方がいるかもしれませんがそれは答えではありません。
それは手段の一つです。

文部科学省が言っているのは、
今までみたいに知識だけではなく、思考力を身につけましょうね、
思考力が無いと解けない問題を試験に出しますよ、と言っています。

■思考力って何?

思考力と言われ、考える力 であることは誰でも分かると思いますが、具体的にどんなものなのかを、やはり親として知っておきたいところです。

下の説明を読んで思考力とは何かを知り、

今後嫌いな人に、意地悪く「よく考えてください」と言われたら
「思考に必要な要素が分かった上でそれ言ってんの?」と言い返しちゃいましょう。

思考力を分解すると次の5つです

①認識する
②たくさんの情報を一つにまとめる
③一つの情報からたくさん広げる
④色んな角度から見る
⑤アウトプット

この5つが完璧に出来たら、もう思考力マスターです。
一つ付け加えると、

× 知識はいらない、思考力は必要
 知識は必要  、その上で思考力はもっと必要

です。

学校生活では
「サヨナラ、暗記」ではありません。
「暗記、引き続きよろしく。こんにちは、思考力」です。

■思考力① 認識すること

思考力のスタートは、認識することです。
テストの問題文を読んで何の話か分からないと、考えることすらできません。
バイクを自転車と思って買ったら大変ですよね。
世の中にある情報を正しく理解すること、これが思考力の大前提です。

■思考力② たくさんの情報を一つにまとめる

仕事のつまづき、勉強のつまづき、同じです。

何かを議論したり、考えたりする、時にテーブルの上に何も出ていない人。。。
あげくの果てに「分からない・・・・」と頭を抱える。
当たり前です。
何かを考えるのに、何も材料が出ていない状態です。

例えば、仕事で何か新サービスを考えるとしたら、色々な情報を整理するはずです。
お客様のこと、お店の立地、季節ごとのトレンド、原価、世の中の流行、などなど。

答えを出すのに参考になる情報を全てテーブルに出して、整理して考えて、一つの答えを出す。

これは仕事で大切なことであり、学校や試験でもこの形で出題が増えるでしょう。

■思考力③ 一つの情報からたくさん広げる

これからの時代、よほどの魅力が無い限り、昔ながらの頑固一徹、通り一辺倒では生きていけません。
コロナ禍でもそれはそうでした。

旅行客の減って稼働していない観光バスを「貸し切りカラオケBOX」にしたバス会社。
お客様が来ないので、「自宅でつくれるタピオカキット」を販売したタピオカ店。

バスの利用目的を「移動」だけでなく「カラオケ」としたり
タピオカの商品の形を「ジュースの手渡し」でなく「手作りキットの宅配」としたり、
一つの情報を他に広げたことが、ピンチを救うアイデアとなりました。

これも優れた思考力であり、これからの時代絶対に必要なスキルです。

■思考力④ 色んな角度から見る

小島よしおサンのギャグ「そんなの関係ねぇ」、分かりますよね?

質問です。
「そんなの関係ねぇ」の腕の動きですが、腕を引き上げていると思いますか?腕を振り下ろしていると思いますか?
これは人によって答えが分かれます。
当の本人がどちらがなのかは分かりませんが、その人の重心の特徴によって答えが違うのです。

世の中にたくさんあるだまし絵もそうですが、物事は見方や見る方向を変えることで違った見え方がします。
そして人によっても見え方はちがいます。

特に、思考が行き詰まったときに、ちがった角度から見ることは有効です。

■思考力⑤ アウトプット

いくら素晴らしい考えが浮かんでも、それを表現できないとまったく意味がありません。
わかりやすく話して説明する
わかりやすく絵をかいて説明する
わかりやすく図をかいて説明する
わかりやすく表にして説明する
伝えたいことを、いかに適切に相手に伝えるか、これが思考力の仕上げとして必要なスキルです。

■まとめ

学校は大事。
学校で習ったすべてが社会に出て通用することか?
そう疑問に思う大人は多くいます。
それもそのはず、社会は常に変化します。
昔の学校の内容は通用しません。
これからの社会に必要な思考力 が学校でも取り扱われるようになります。
問題なのは、これが学校を卒業して社会に出るときに「役立つ力」になっていないといけません。

私たち大人が、思考力を育てるゴールが何なのかを知ったうえで子ども達に接することが大切です。
少なくとも、上記5つのポイントを親が知っているだけで、ぜんぜん違います。

それぞれの伸ばし方については、今後別の記事でふれます。
ぜひお楽しみに・・・。

 

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