あなたのお子様を未来の勇者に育てる旅。世のパパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃん、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん(ペットのワンちゃんも)いざ冒険へ旅立たん!!

21世紀スキル#02 ②判断力 (ものすごく大切ですが学校では育ちません)

39パパ
これからの時代は、素早い判断力が必要だ! ところで、今日の夕飯は何がいい?
にぃに(小5)
夕飯? えっと、えーと・・・・
39パパ
遅いっ!遅いっ! 素早い判断だと言っただろ!
ねぇね(小3)
お父さんはたまにママの質問に答えられないよねぇ。
みぃこ(5歳)
はんだんおそいよねー
39パパ
・・・・。時にはじっくり考える時もあるのだよ…
とても大切なスキルの判断力! 学校では身につかない!? どうすればいいの?

文科省は思考力・判断力・表現力が大事と言っています。
そんなの必要ないよ、と言う大人は誰もいないでしょう。

めちゃくちゃ大事ですから。
特に 判断力 すごく大事ですよね。
これが無いと不幸な人生を歩むことになります。。。

ただ一つ問題が・・・、

文科省が大事と言っている。
学校の先生もそれは分かっている。

でも、判断力は学校では身につかないんです。

だから家庭でやるしかない、という話をします。

■判断力が無い人は夢を叶えるどころか仕事が無い!

ご存知の通り、AIと共に生きる時代がもう始まっています。

今は単純な作業は全てAIがやってくれます。
これからは高度な知識を要する作業もAIがやります。

じゃあ人間は何をすればいいの?って話ですが、AIに絶対に任せられないことがあります。

それは責任を取ることです。

ミスをしてもロボは責任を取ってくれません。
ロボに、「モウシワケ…アリマセン…。コノ…タビハ…ワタシノエラーデ…」と言われてもですよね。

だから人間が責任を取るしかありません。

10年、20年後にどんな職業が残っているかというのは予測でしかありませんが、責任を取る必要がある仕事であることは間違いないでしょう。

■やるリスクとやらないリスク

仕事も何でも「やる?やらない?」の判断から始まります。

何もせずに失敗するよりも、チャレンジして失敗する方が絶対によいです。
何もせず失敗して残るのは後悔だけで、経験は残りません。

チャレンジしての失敗であれば、経験が手に入ります

次に同じことをしないという、判断ができます。

■判断スピードが速い方が絶対にイイ!

判断スピードが速いか遅いか、速い方が良いです。

判断が速いと、失敗しても挽回できる時間が残っています。

判断が遅いと、失敗した時には、既にタイムオーバーです。

■学校では子どもの判断力が育たたないワケ

判断力はとても大切で、文科省もそう言っていますが…、
子どもを学校に通わせるだけでは判断力は育ちません。

それは学校の先生の問題ではありません。
構造の問題です。

 

■正解がある問題に答えるのが学校

子ども達は学校で、テストや成績表で成果がわかります。

学校のテストは必ず正解が用意されています。
4択問題などは、問題文を作った人の仮説が並んでいて、その選択肢の中に必ず正解があります。

これが学校の、考えて判断をして答えを出す環境です。

■正解がない問題に答えを出すのが社会

学校のテストが得意でも社会では全く通用しない
偏差値の高い大学を出ても社会に出てフェードアウト、
学校で出される問題と社会の問題は別物だからです。

社会では、正解の無い問題に答えなくてはいけません。
仮説も自分でつくらなくてはいけません。

4つ選択肢を用意して、すべて不正解なんてザラです。
5つめの選択肢を探すハングリーさが必要なのです。

何が最適かを判断し、答えが見つかるまで探し続ける。

学校のテストとは質の違う判断力が社会では必要です。


■5G時代でますますハードルが上がる

5G時代に突入して世界中が今まで以上につながります。
子どもたちが大人になる頃には6Gかもしれません。

判断する情報量が増え、ハードルはどんどん高くなります

子どもたちが大人になった時に「うわぁ」とならないように今から準備しましょう。

■家でできること

家ですぐできる判断力を高める簡単な方法を2つあげます。
よりトレーニング的なものはまた別の機会に取り上げます。

■親が決めない

とにかく子どもが判断をする機会を増やす、これです。

親次第で子どもは何も判断せずに生活できちゃいます。
あれしなさい、こうしなさい、××買っておいたわよ・・・・というのを繰り返すと
子どもに何か聞いたときに 「何でもいいよ・・・」と答える人間を育ててしまいます。

「パパ、今日の夕飯は何がいい?」という質問に「何でもいいよと答えるオジサン」は1人でいいですよね?

ケーキもホールで買ったら選択肢はありませんが、カットケーキをアソートで買ってきたら子どもが選べます。

どのケーキにしようかな?これにしよう!まず~い。でも自分で選んだから仕方ない。次からは違うのを選ぼう。
ケーキ一つでも、判断する機会をつくれます。

親が決めない、誘導しない。
子どもが判断する機会をつくる。

子どもが判断ミスをしたら?
おめでとうございます。お子様は一つ成長しました。
同じようなケースで次は最適な判断ができるでしょう。

■歴史の話をしよう

小学校6年生になると学校の授業で歴史が始まります。

歴史は非常に良い判断力を養う材料です。
歴史は過去の人たちの 判断の結果 です。

こういう判断をしてうまくいった。
こういう判断をして失脚した。
この記録が歴史です。

××は何でそうしたんだろう?自分だったらどうする? と子どもに聞くだけでよいです。

答えはもう亡くなってしまったその人物しか分かりません。
だからこそ色んな話を楽しくできるはずです。

判断の引き出しをたくさんつくってあげましょう。

■まとめ

学校の成績は、社会で通用する判断力と比例しません。

子どもの判断力は家庭で育てましょう。

今すぐできるのは、何でも親が決めないこと。

子どもが出した判断で、親は何となく結果が分かります。
失敗させないのではなく、失敗することを見越してどこに安全ネットを張ってあげるか、を考えて

ジャンジャン子どもに判断させましょう!

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