注目キーワード: 思考力
あなたのお子様を未来の勇者に育てる旅。世のパパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃん、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん(ペットのワンちゃんも)いざ冒険へ旅立たん!!

21世紀スキル#04 ④主体性 (コレが無いと将来、仕事がありません)

39パパ
おーい、誰か片付け手伝って~
にぃに(小5)
・・・・・
ねぇね(小3)
・・・・・
39パパ
こらこら!他人事はよくないぞ。何でも自分事のように積極的に動く主体性でやるんだよっ!
みぃこ(5歳)
みぃこは今遊びたいっ!遊びたいのっ!今ゲームやりたいんだから!やりたいよ~~~!!!
39パパ
・・・・・・。

 

主体性が大事なのはなんとなくわかります。なんとなくですけど何か?

主体性とは、「自分で考えて、責任をもって行動する。」 です。

もう、この文字を見ただけで、なんかゲンナリしますよね。
何度も何度も学校で聞いてきた、新鮮さも面白みもない言葉・・・・ですが、

「主体性いいじゃん!サイコー!」と思えるくらいポジティブになれちゃう話を今からしますので
最後までおつきあいください。

■これまた文化省が言っている

文科省が、これ重要ですよ!と言う中の一つに主体性、入っています。

21世紀のスキルとしても重要、学校組織も大歓迎なのです。

よこしまな考えですと、通信表の生活評価にも入っていますので、成績にも直結です。

■学校より社会ではもっと必要

学校でも必要ですが、社会ではもっともっと必要です。
今でも重要ですが、未来ではもっと重要度が上がります。

■勤勉、まじめ、忠実 は日本人が得意

日本人と言えば、「勤勉、まじめ、忠実」
言われたミッションを忠実にこなせるのが、日本人です。
これを乱すような人は、“はみ出し者”認定です。

でも、今後もこれが日本人の得意技でよいのでしょうか?

■勤勉、まじめ、忠実 はAIの方が得意

日本人よりも 「勤勉、まじめ、忠実」が得意な存在…、
AIです。

今後、言われた仕事を忠実にこなすのは、人間でなくAI

今までは、指示待ち人間でも仕事はありました。
(評価はされませんが)

でもこれからは、仕事すらなくなります。

主体性が無いと、夢が叶わないどころか、何の仕事にもありつけません。

■主体性を育てる

では、子どもの内に主体性をどのように育てるのか?
ポイントは2つです。
そして、とても簡単です。

■「どうする?どうしたい?」

親でも上司でも、誰かからあれしなさい、これしなさい、と「言われてやる事」があります。

これ、もし失敗したらどう思いますか?

「言われたとおりにやったのに、失敗した」
「言ってきた人が悪い」
と、人のせいにします。

言った人が悪いと思いますし、そう思いたいのです。

 

にぃに(小5)
お父さんに言われたギャグ、学校で大スベリだったぞ!どうしてくれるんだよ!
39パパ
…。オヤジギャグなんてそんなものだ…。

■自分で決める

「自分で決めて行動する」形に持っていきましょう!

子どもに、「どうする?どうしたい?」と聞いてください。

本人が考えて決めて、「ぼく、やる!」と言ってもらいましょう!

言われてやる のではなく 自分で決めてやる です。

 

39パパ
来週は野球の試合だな。どうする?
にぃに(小5)
毎日庭で素振りする!

■「ドンマイ」よりも「ナイス!トライ!」

もしチャレンジして失敗してしまったら…、
「ドンマイ!」と声をかけるのはやめましょう。
「ドンマイ!」は禁句です。

ドンマイは、Do’nt mind. の略で、「気にするなよ!」です。

「失敗しちゃったけど気にしなくていいんだよ!」では、失敗したことがフォーカスされてしまいます。

 

失敗した時にかける言葉は、
「ナイス!トライ!」
意味は、良いチャレンジだったぜ! です。
チャレンジしたことが素晴らしい!と称賛されたら、次もやってみようと思います。

 

ある名監督の、選手を絶対に責めないという話があります。
ミスをした選手を叱責すると、ミスを恐れてチャレンジしなくなる、と。

失敗は絶対に責めない。
自主性を持ったチャレンジの失敗は「ナイストライ!」で称賛する。

 

にぃに(小5)
試合で積極的に打ちにいったけど、三振だった・・・。
39パパ
いいんだ! ナイス!トライ!
にぃに(小5)
あと素振り中に、何度もお父さんの車にバットが当たった・・・。
39パパ
・・・・。ナイス、トライ・・・

■全て自分事

友達と喧嘩した。
友達が失敗した。
自主性を育てる大チャンス到来です。

「今日〇〇ちゃんがふざけてて窓ガラス割ったんだよ」
と子どもが言ってきたらどうしますか?

■「あなたはどうすればよかった?」

〇〇ちゃんがふざけてやったことなので100%〇〇ちゃんが悪い事実ですが、

「あなたはどうすればよかった?」
と聞きましょう!

 

「危ないよ、って言えばよかった」

自分がこうしていれば友達のミスが防げた、というような思考をつくってあげましょう。

 

■他人の失敗も自分事

仕事をしていて、絶対的に嫌われるのは「人のせいにする人」ではないでしょうか。

「これ、〇〇さんがやったんで自分じゃないです」 と答える人

「すみません。自分が〇〇さんをフォローすればよかったです」 と答える人
どっちの人と仕事したいですか?
間違いなく、他人事の人ではなく自分事の人ですよね。

主体性を持った大人にしてあげることで、人から好かれる、人から頼られる、ようになります。

■まとめ

主体性とは「自分で考えて、責任をもって行動する」です。
何度も聞き飽きた言葉で、当たり前ですが、とても大事です。
当たり前すぎるので、しっかりと意識しないと育ちません。

「どうする?どうしたい?
(他人の失敗でも)「あなたはどうすればよかった?」
この2つの言葉を子どもに投げかけ続け、

もし失敗してしまったら、
「ナイス!トライ!」

最新情報をチェックしよう!
>家族で楽しむ「家族の39ドリル」

家族で楽しむ「家族の39ドリル」

世のパパさんママさんの色んな思いを集約すると「我が子の幸せな人生」であると思っています。幸せな人生を送るために子どもの内から身につけておきたいスキルがあります。それを家族でたのしみながらやっちゃおう、というのが「家族の39ドリル」です。些細なことでもお気付きの点やご要望などをお教え頂ければ幸いです!

皆様と楽しく子どもたちの明るい未来をつくりたいと思っています。よろしくおねがいいたします。

CTR IMG