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あなたのお子様を未来の勇者に育てる旅。世のパパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃん、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん(ペットのワンちゃんも)いざ冒険へ旅立たん!!

21世紀スキル#07-2 ⑦リーダーシップ ~ドラッカー編~

リーダーとかマネジメントとかドラッカーという人が有名だけど、本を読めばいいの?知りたいけど、難しいんじゃないの?

ドラッカーが提唱するマネジメントは、ビジネスマンでしたら教科書級に有名です。
このページで子どもにも伝えたい内容を抜粋して取り上げますので、まずはこちらを読んでください。

■リーダーは役職でなく役割

前回の説明のとおり、リーダーとは役職ではありません。
リーダーは役割です。
リーダーシップはチームで成果をあげるために
誰もが発揮できる、発揮しなくてはいけないものです。

■「ベストの上」の判断基準

他人の行いには、不満を言わず、満足する。
自分の行動には…、満足は不要です。

自己否定をするわけではありません。
「もっとできる!」と、現状に満足しないという意味です。

 

■「最高の結果」は今の取組みでなく、次の取組み

今日より明日、明日より明後日、常にベストを求めることが大切です。
常に成長し続ける。
世の中はものすごいスピードで変化しています。
成長しないと次のステージに上がったとしても、飲み込まれてしまいます。

■道を究める

日本文化は「道」がつくものが多いです。
剣道、柔道、合気道、華道、茶道…。
その「道」を究めるのは日本人の専売特許です。
道を究める、常に成長する、という思考でいましょう!

■目標の前に「目的」を決める

学校と社会の大きな違いは、「目的」の設定です。
学校にいるときは、「目的」を設定して活動するケースは少ないでしょう。

目的は、“何のために” です。
何のために学習をするのか
何のために跳び箱を跳ぶのか
そんなこと、考えないですよね・・・。
テストで何点を目指す、跳び箱で何段を跳ぶという目標はありますが。

目標設定はできても、目的についてはきちんと意識しないとなかなか見えないものです。

 

■「正しい目的」

例えば、身体も大きくて腕っぷしもものすごく強い人が
ボクシングで世界チャンピオンを目指すのか、
喧嘩に明け暮れるのか・・・、

目的次第でどこに向かうのか、どうなるのか、大きく変わります。
正しい目的を決める。
そして、「それは本当によいことなのか?」 を考える。
チームのリーダーであれば、みんなもその目的に向かって動いていますから。

■何が正しくて、何が正しくないか

では、正しい目的とは何か?
法律を守るのは当然。
仕事であれば、「お客様のためによいことか?」「世の中のためによいことか?」「利益が出るか?」など。

子どもに伝えたいことは、何か行動するには目標があり、その目標の先の「目的」が何か?
それで誰かがHAPPYになるか?
そう考える習慣をつけておくのがよいでしょう。

 

■みんなのために良いこと

本当にみんなのためによいことか? を考える。
ヒトラーも毛沢東も強烈なリーダーシップを発揮した。
大切なことは、自分に関わるみんなをどこに導くか、です!

■情報 と 知識 は違う

事実が並んでいるもの、それはデータです。
データに意味を加えると、それは情報です。
情報を成果を上げる能力に転換すると、知識になります。

世の中、とにかく沢山の情報であふれています。
情報は持っているだけでは何も役立ちません。
情報をどう扱い、それを知識に変えるか、です。

■「20:80」で優先順位

営業の世界で有名な「20:80の法則」「ニッパチの法則」。
売上の80%は20%の顧客から生まれている。
売上の80%は20%の営業マンがつくっている。
つまり、行動の80%は無駄で効率の悪いことが多いのです。

子どもの日常にも言えます。
どんな経験でも成長できるのが子どもの内かもしれませんが、何にどれだけの時間を割いているのか、
それが成果に結びついているのか。

成果につながる20%の行動を親子で一緒に見つけましょう。
無駄を排除し、優先順位をつける習慣を子どもの内から身につけるのです。

■天才より努力

誰も考えつかないような独創的なアイデア。
独創的なアイデアは、前例がないものです。
前例がないものは受け入れられるハードルが高いものです。
またそれが思い浮かぶ人は非常識な人が多いのも事実です。

 

■やるべきことを特別熱心にやる

子育てでは、子どもを常識のある人間に育てます。
非常識な人間は生きづらいですから。
悲しいことに常識的な行動を取る人には、独創的なアイデアを出すのは難しいです。

独創的なアイデアを生む非常識な人間を育てるよりも、
やるべきことを、普通の人がやっている以上に特別熱心にできる、常識のある人間に育てるべきなのです。

■アイデアを受け止める心の広さ

持つべきは、どんなアイデアもいったん受け止める心の広さ。
前例のないものを面白がる「知的好奇心」を育てましょう。
大人になった時に、誰かの斬新なアイデアを拾い、アイデア倒れにしないために。

 

■「リスクを負わない」がリスク

例えば、本気でプロ野球選手を目指すとします。
人の倍以上練習をする必要があります。
友達と遊ぶ時間も削ります。
そして勉強もおろそかになってしまうリスクがあります。
他にも何か出来なくなるものがあるかもしれません。
リスクを負ってチャレンジをしなければ、夢は叶いません。

■今と同じ未来はない

1年後、10年後、確実に今とは違う未来があります。
世界はどんどん変化しています。
だから私たちも変化しなくてはいけません。
チャレンジしないということは、成長しないということ。
成長しないことは、変化についていけないことになります。

■子どもの内にガンガンにチャレンジする

子どもの内は、いくら失敗しても傷は浅く済みます。
逆に子どもの内に、チャレンジしないことの方が、大人になったときに危険です。
何も残っていません。

リスクを負ったチャレンジをたくさんさせてあげましょう!

 

■まとめ

ドラッカーの唱えるリーダーシップから子育ての中で、子ども達にも実践できるものをピックアップしました。

今のうちに、これらスキルを身につけておくことで、社会に出たときにチームで大きな力を発揮できます。

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世のパパさんママさんの色んな思いを集約すると「我が子の幸せな人生」であると思っています。幸せな人生を送るために子どもの内から身につけておきたいスキルがあります。それを家族でたのしみながらやっちゃおう、というのが「家族の39ドリル」です。些細なことでもお気付きの点やご要望などをお教え頂ければ幸いです!

皆様と楽しく子どもたちの明るい未来をつくりたいと思っています。よろしくおねがいいたします。

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