多様性は受け入れないと社会から置き去りにされ、
上手に取り入れれば、無限の可能性が広がります。
絶対に無視できないものですから、子どもの内から準備しちゃいましょう!
■多様性時代
皆さんの職場でも、ニュースでもよく聞く言葉ではないでしょうか。
多様性。横文字だとダイバーシティ。
これからの時代は、
多様な人材 による 多様な働き方 が混在する社会です。
人種、年齢、国籍はもちろん、宗教や価値観など内面的なことも問わず多彩な人材、
正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト、フルタイム、パート、リモート、在宅…、
これら全てを受け入れるのが、世界基準ですよ!ということです。
これらを受け入れない組織は時代錯誤に烙印を押され、炎上の餌食と…。
■5Gでますます加速
5G時代でこの流れはますます加速していくでしょう。
世界中の人たちが今まで以上につながっていきますから。
■味方にすれば戦力無限大
考えようによっては、多様性というのは、ものすごく協力な武器にもなります。
世界中の優秀な人をチームに入れることが可能になるわけですから。
もちろん、門戸を開けば、の話ですが。。。
■日本人はちょっと不利
ただ日本人は多様性の受け入れはちょっと苦手な傾向です。
昔は「みんな同じ、みんな一緒」という教育でしたから。
自分だけ違うことに抵抗感を感じる大人はまだまだ多い。
今の子どもたちを見ていると、そういうのを気にしない子が増えましたね。
良い傾向ですね。
■脱「学年」
多様性時代とはいえ、子どもたちの教育環境はそういうわけではありません。
そう、「学年」です。
大人になるまでほとんどの子どもたちが身を置く環境というのは
同じ地域、同じ時期に生まれた者同士で構成される「学校の学年」。
協力しあうのも、競い合うのも、「学年」の中です。
大人になるまでの20年を「学年」という多様性ではない単一な環境で育ち、
社会に出た途端にいきなり多様性。
今後、世の中の多様性はもっと広がりますので、このGAPはどんどん大きくなるはずです。
■異学年で育てる
子どもが社会に出て戸惑わないように、多様性の環境には積極的に入った方がよいです。
てっとり早い多様性は、異学年です。
・部活やスポーツ系の習い事、
・学童、
・地域コミュニティ
国籍、人種などはハードルが高いので、まずは年齢の異なる人たちと積極的に絡みましょう。
■「理不尽」「不可解」、ごちそうさまです!
異学年環境が良いのは、コミュニケーションの不便さです。
ちょっと年上の未熟リーダーの理不尽な命令…。
この経験のお陰で、大人になった時、上司の理不尽なムチャ振りも余裕です。
年下の子が宇宙人すぎて、会話が全然成り立たない…。
この経験のお陰で、大人になった時、奇想天外な新入社員と話ができます。
子どもの内に経験できる、理不尽要求、不可解思考、ごちそうさまです!
■世界を知る
無知は怖い。
知らない内に地雷を踏むことがあります。
将来世界中の人と繋がるということは、その確率はとても高くなります。
知らない文化の人を怒らせてしまうリスク…。
世界を知りましょう。
世界史や地理の勉強でもよいですが、今はもっと手軽に世界を知ることができます。
Youtubeでその国の生活や様子を簡単に知ることが出来ます。
アジアの屋台動画を見るだけでも、面白いですよね。
google mapで世界中どこでも行けちゃいますよね。
その国の空気感を感じることができます。
世界に触れておきましょう!
■まとめ
・多様性の環境を経験する。せめて異学年の経験を!
・世界を知っておこう。
まずは、
友達と同じでなくていいんだ!自分がみんなと違っていいんだ!
ということを知ることから始めましょう。